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愛犬選びは慎重に!人気や流行に惑わされないで! [愛犬選び]

 何においてもブームに流されやすい日本人は、
その時代ごとに「○○犬ブーム」という一躍脚光を浴びる流行犬種を作りだし、
人気はめまぐるしく移り変わっていく傾向にあります。

しかし、犬は10年以上一緒に暮らす家族であり、
ブランド品のように流行で選ぶものではないはずです。

ブームにのって衝動飼いするのではなく、
自分のライフスタイルに合った犬種を慎重に選ぶことが何より大切です。

また、その犬種が作り出された目的によって、性質もさまざまなので、
興味のある犬種の情報は必ず事前に調べておきましょう。

犬を飼う時、どの犬種にするかはどうやって決めるといいのでしょうか。

もちろん好みもありますが、その前に犬を飼う環境や、家族構成、
手入れや散歩に費やせる時間などによって、あなたに合った犬種は変わってきます。


そこで、大きく3つの家庭環境を例に挙げてみました。
(あくまで目安です)


■□■子どもがいる家庭には、性質がおだやかな犬種を■□■

 小さな子どものいる家庭では、性格がおだやかで咬む性質が低い犬種がおすすめです。
大きい犬=怖いというイメージがあるかもしれませんが、
小型犬でも攻撃的で咬む性質の犬種はいて、攻撃性は犬の体型の大きさとは関係ありません。

むしろ、鳥猟犬のレトリーバー種などは、体は大きいけれど、
撃ち落とされた鳥を傷つけないように口にくわえて回収するために作られたので、
咬む性質は低く、性格もおだやかで友好的です。

ただし、中・大型犬は体力もあり、運動量も多いので、
しっかりと運動させてあげられる人が同居していることも重要です。


<向いているおもな犬種>
ゴールデン・レトリーバー、ラブラドール・レトリーバー、スタンダード・プードル、コリー、アメリカン・コッカー・スパニエルなど

<向いていないおもな犬種>
テリア種、日本犬など


■□■留守がちな家庭には、おとなしくてしつけやすい犬種を■□■

 群れ社会で暮らしている犬は、ひとりぼっちでいることをあまり好まないので、
ひとり暮らしや共働きなどで留守がちな家庭では、
本来は犬と暮らすことには向いていません。

しかし、昼間おとなしく留守番ができる犬種を選べば、一緒に暮らすことはできます。
留守中の吠え声はご近所トラブルにもなりかねないので、
あまり吠えない犬種が向いています。

激しく吠えて獲物を追いかけるタイプの猟犬として作られたテリア種やビーグルなどは、
声も大きくよく吠える犬種なので、留守番には不向きです。

 当然のことながら、基本的なしつけをしっかりと行い、
家にいるときにはできるだけ犬とのスキンシップの時間をとりましょう。

<向いているおもな犬種>
ゴールデン・レトリーバー、ラブラドール・レトリーバー、シー・ズー、狆、アメリカン・コッカー・スパニエル、ビション・フリーゼ、マルチーズなど

<向いていないおもな犬種>
テリア種、ビーグル、シェットランド・シープドッグなど


■□■シルバー世帯には、人なつこくて手間のかからない犬種を■□■

 犬のいる暮らしは、散歩をすることで足腰が鍛えられるだけでなく、
犬の世話をしたり、犬に話しかけたりすることで、
単調になりがちな高齢者世帯の生活をいきいきとハリのあるものにしてくれます。

ただし、力の強い大型犬やたくさんの運動量を必要とする犬種は、
体力的な面からおすすめできません。

 高齢の方には、しつけがしやすく、人なつこくて愛嬌があり、
おとなしく手間のかからない犬種が向いています。

<向いているおもな犬種>
プードル、パグ、シー・ズー、ペキニーズ、狆、マルチーズなど

<向いていないおもな犬種>
大型犬全般、ウェルシュ・コーギー・ペンブローク、ビーグル、ジャック・ラッセル・テリアなど


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